2015年7月28日、ロイター通信は中国国営英字紙チャイナ・デイリーの報道を引用し、中国は南シナ海の西沙（英語名パラセル）諸島をめぐるクルーズ船の増便を計画していると報じた。

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中国は西沙諸島をめぐるクルーズ船「ココナッツ・プリンセス号」の試験運行を2013年に開始しており、これまでに累計1万人以上の観光客が利用している。中国当局は年内に2隻目のクルーズ船を就航させる計画を進めており、2隻目が就航すれば、さらに多くの島への渡航が可能になるという。

西沙諸島をめぐってはベトナムと領有権を争っていることから、中国の動きはベトナムの反発を買う可能性がある。（翻訳・編集/蘆田）