東京都現代美術館が会田誠さんに作品の改変を要請、会田さんは「撤去を要請された」と主張=欧米ネット「最近の日本はどうなっているんだ?」

Record China    2015年7月30日(木) 7時29分

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29日、AFP通信は、東京都現代美術館で開催中の現代美術家・会田誠さん一家による作品について、美術館が子供にふさわしくないとの理由で会田さんに改変を要請していたと報じた。写真は東京。

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2015年7月29日、AFP通信は、東京都現代美術館で開催中の現代美術家・会田誠さん一家による作品について、美術館が子供にふさわしくないとの理由で会田さんに改変を要請していたと報じた。

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問題となっているのは、先週から東京都現代美術館で開催中の子供向けの企画展で展示されている会田誠さん一家による作品。会田さんが今週、AFP通信に語ったところによると、会田さんは美術館から、「子供にふさわしくない」との理由で、作品を撤去ほしいと言われたという。一方、美術館は、作品の撤去ではなく「改変」を要請したと主張している。展示されている作品の中には、会田さんが首相に扮してたどたどしい英語で演説をする映像作品や、文部科学省を嘲るようなメッセージを白い布に毛筆で書いた作品などがあるという。会田さんは毛筆で書かれた作品はユーモアを意図したものであって、政治的なものではないと述べている。

この報道に、欧米のネットユーザーからは、「最近の日本はどうなっているんだ?民主主義の社会で、芸術作品の撤去や改変を要請するなんて聞いたことがない。それに来館者からは苦情が出ていないというじゃないか」「芸術は妥協してはいけない。絶対に」「いつから政治は子供に“ふさわしくない”ものになったんだ?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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