拡大
23日夜、上海バンドの照明がわずかな明かりを残して一斉に消えた。これは、“エネルギー欠乏体験”をテーマに行われた省エネ活動。同時に他の6都市でも観光スポットの照明が消された。
(1 / 3 枚)
2007年9月23日、午後8時。上海バンド、北京ワンフージンなど、中国7都市の有名観光スポットの照明が一斉に消えた。それまで明るくにぎやかだった街が急に静まり返り、戸惑う観光客。これは停電ではなく、“エネルギー欠乏体験”と銘打った省エネ活動だった。
【その他の写真】
この日、明かりが消された時間は午後8:00から30分間。上海バンドではこの30分間で約1500元(約2万2500円)分の電力が節約できたという。上海市委員会は、この「全国同時消灯活動」は市民一人一人が限りある資源を大切にしようという意識を高めるのに貢献するとしている。
この日、活動に参加した都市はハルピン市、北京市、西安市、南京市、上海市、武漢市、深セン市。今後もこうした一斉消灯活動が行われるかどうかは未定だという。(翻訳・編集/BA)
ピックアップ
この記事のコメントを見る