2015年7月31日、韓国・聯合ニュースによると、米国務省が「第2次世界大戦当時に日本が従軍慰安婦を強制動員した行為は、凶悪でむごい人権侵害」との立場を再確認した。

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日本の自民党は28日、旧日本軍慰安婦問題に関する国際社会の誤解を解くため、「1993年の河野談話は、強制連行は確認されていないとの認識を土台に作成されたにもかかわらず、河野元官房長官は談話発表後の記者会見で、『強制連行があった』と事実とは異なる発言をした」などと主張する提言書を政府に提出した。

これについて、米国務省は30日（現地時間）、韓国メディアのインタビューで、「慰安婦は第2次世界大戦時の日本軍による性を目的とした人身売買」と述べ、「これは米政府が繰り返し主張してきたことだ」と強調した。また、「米政府は日本に対し何度も、慰安婦問題などの過去史問題を、隣国との関係強化に役立てる方向で解決するよう勧告してきた」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「米国は曖昧な態度をやめて、日本を厳しく叱るべきだ」

「米国はいつ裏切るか分からない。信じられるのは自分だけ。韓国は油断するな！」

「米国人もそう言っているのに、『日本に謝罪を要求するのは不当だ』と述べた朴大統領の妹をどう理解すればいいの？」

「朴大統領の妹はこのニュースを見ているか？まさか次は米国を批判するつもり？」

「過去史に対する安倍首相の考えを変えるのは容易ではない」

「安倍首相は慰安婦被害者に謝罪しても謝罪しなくても批判される状況をつくってしまった。謝罪は間違いに気付いた時にするものだが、安倍首相は間違いに気付いていながらも謝罪を避けてきた。いまさら『申し訳なかった』と言われても、心からの謝罪と認めることはできない」

「米国は口ではそう言うが、実際はいつも日本の味方をする」

「日本は韓国にとって『不滅の敵』だ…。一生攻略できないだろう」（翻訳・編集/堂本）