2015年7月30日、韓国・世界日報によると、兵士らの愛国心を高めるためとして、韓国国防部が8月から全兵士の軍服に国旗を付けることを決めたが、誤って上下逆さまに付けてしまう例が頻発している。

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29日、陸軍のある訓練所では新兵1700人余りの修了式が行われたが、国旗の上下を逆さに付けた兵士の写真が報道されてしまい、複数のメディアに多くの抗議が寄せられた。国防省が支給した国旗マークは、縦5．3センチ、横8センチサイズ、テープで取り外し可能。修了式では兵士らの家族が訪れ、兵士に直接付けたが、一部の家族が向きを誤ってしまったようだ。ある家族は「久しぶりに（息子に）会って舞い上がってしまい、間違って付けてしまった」と説明した。国防部は、兵士への教育を通じて再発防止に努めるとしている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「縫い付ければいいのに。なんでテープにしたのかな？」

「100人に同じように教えても、逆さにするやつが3、4人は出る。それが人間の能力だ」

「国旗を付ける意義や目的は良いけど、兵士の待遇が良くないから、兵士たちは愛国心や自負心なんてまるでないよ。幹部たちは自分の利益を守るのに一生懸命だし」

「心配する必要はない。部隊に入って逆さまに付けてみろ。古参兵がたっぷりしつけてくれる」

「別に、上下が分かってないわけじゃないと思うけど」

「みんな、心配するな！中隊長だって愛国歌（韓国国家）を知らないはず」

「日本の国旗はこういうことがないから楽だね」

「親御さんはどれだけ緊張してたの？」

「国旗の絵柄も知らないで、どうやって国を守るの？」

「朴槿恵（パク・クネ）大統領の妹の日本でのとんでもない発言と比べれば、大した問題じゃない」

「国旗を逆さまにしたからって、なんだ？国自体が逆さまになっているのに」（翻訳・編集/和氣）