2015年7月31日、韓国・朝鮮日報によると、韓国人の約半分が「中国よりも米国との関係が重要」と考えていることが分かった。

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米国を訪問中の韓国与党セヌリ党の金武星（キム・ムソン）代表が、「韓国にはやはり、中国よりも米国」と発言したことが韓国内で物議を醸す中、世論調査会社「リアルメーター」は29日、韓国の成人男女500人を対象にアンケート調査を実施した。その結果、韓国人の50．6％が「中国よりも米国との関係が重要だ」と考えていることが分かった。また、「米国よりも中国との関係が重要だ」と考えている人は37．9％で、「分からない」（11．5％）を上回った。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本のロビー活動のせいで、米国を含め世界中が『韓国は中国とともに歩んでいく』と勘違いしている。韓国はいつでも、韓国の領土に対して野心のない国とともに生きていくことを望んでいる」

「金武星の発言をごまかそうとするな。強大国に挟まれた韓国は実利外交をしなければならない。静かな外交が大事だが、いつも感情で行動する韓国政府には無理な話だろうね」

「中国はいまだに北朝鮮を支援している。そんな中国を大切にする必要はない」

「中国は韓国と戦争していた国だ…」

「重要なことは、米国も中国も韓国を見下しているということではないのか？」

「韓国政府が金武星の救済に乗り出したようだ…。助ける必要はないよ。何も考えずに発言したのだから」

「中国も大事だけど、米国は我々の兄弟でしょ？当然、米国との関係を優先させるべき。韓国と米国の仲を裂こうとするのは、北朝鮮だけだよ」

「なぜどちらかを選ぶ必要がある？どちらも韓国にとって重要な友邦だ」（翻訳・編集/堂本）