2015年7月31日、米ミズーリ州コロンビアの地元紙ミズーリアンは、韓国人の男子大学生2人が、慰安婦問題に関心を持ってもらうため、米国内を自転車で横断する旅をしていると報じた。

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2人は6月20日に米カリフォルニア州ロサンゼルスを出発し、7月29日にミズーリ州コロンビアに到着した。

「3Aプロジェクト」と名付けた2人の旅の目的は、第二次世界大戦で日本軍によって、韓国や中国などの女性が慰安婦として働かされたことについて人々に関心を持ってもらうためだという。

「3A」とは、「Admit（認める）」「Apologize（謝罪する）」「Accompany（同行する）」の頭文字を取ったもので、戦時中の慰安婦制度に日本政府が関与していたことを現在の安倍晋三政権が認めて謝罪するよう求めることと、生存している元慰安婦の声を届けるため彼女たちと共に行動するということを表しているという。

2人は訪問した町でプロジェクトの趣旨を説明したビラを配っている。次の目的地はシカゴで、旅は9月8日にニューヨークで終了する予定だという。（翻訳・編集/蘆田）