大学新入生に“減圧補習”!その風変わりな内容とは…―中国

Record China    2007年9月25日(火) 17時35分

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2007年9月、新学期を迎え、今年も中国の最高学府の一つ清華大学にも難関を潜り抜けた新入生が入ってきた。しかし、彼らを待ち受けていた意外な科目とは…?

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ある者は目隠しを、ある者は両手を縛られ、前の人をつかみながら一列になって歩いている。事情を知らないと人質事件が発生したと通報してしまいそうなこの光景。

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2007年9月23日、清華大学の20人ほどの新入生が心理カウンセラーの指導の下、新生活に対するプレッシャーを減らすことを目的とした、その名も「減圧補習」が行われている。「一緒に軽やかな音楽を聞いて、お互いに交流しましょう。自分を知り他人を理解するためには助け合うことが大事です」清華大学の先輩が呼びかける。後ろ手に縛られた学生が先輩にペットボトルの水を飲ませてもらったり、ペンを口にくわえて先輩の持つ紙に書いたり、と補習は続く。

今回の補習を担当した心理カウンセラー蘇さんによると、入学試験に合格した後、人間関係をうまく運べなかったり、新しいキャンパスライフに馴染めなかったりして、方向性を見失い入学当初の目標がぼやけてしまう学生が増えているという。今回の「減圧補習」を通じて、学生に人と協力することを学んでほしいということだ。(翻訳・編集/YO)

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