Record China 2015年8月4日(火) 12時28分
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4日、創業者一族による経営権争いが勃発したロッテグループに対し、韓国では反感が強まっており、不買運動にも拡大しつつある。韓国のネットユーザーからも、厳しいコメントが寄せられた。写真はソウルのロッテワールド。
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2015年8月4日、韓国・ニュース1によると、創業者一族による経営権争いが勃発したロッテグループに対し、韓国では反感が強まっており、同グループの不買運動にも拡大しつつある。財閥の経営権争いが企業のイメージダウンにつながるのは常だが、今回のロッテに関しては特に国民感情の反応が鋭いという。
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この原因について、記事は三つのポイントを提示した。まず、日本の非上場企業が韓国第5位の大グループを事実上支配するという不透明な経営構造。韓国のグループの将来が、日本の株主に握られているとも言える状況が、韓国国民の不信感を呼んだ。そして、事態収拾に乗り出した創業者の次男・辛東彬(シン・ドンビン)の韓国語の会見にも、反応は冷たかった。「ロッテは韓国企業」との東彬氏の発言に、韓国のネットユーザーからは「日本では日本企業と言うはず」、「韓国語をもっと勉強して」といった批判的なコメントが相次いだ。
そして、この問題を通じて韓国人に植え付けられた「ロッテ=日本企業」とのイメージが、韓国では大きな打撃になると記事は指摘する。4日、韓国の市民団体がロッテグループの不買運動を宣言しており、韓国財界も国民に広がる「反ロッテ」の動きを注視している。
これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
「辛東彬は『わが国での売り上げが95%だから韓国企業』と言ってたけど、これは説明になってない。この言葉自体が、韓国は売り上げだけ上がるかもということを意味している」
「韓国から吸い上げて日本を愛する企業だ。不買運動でなく、政府が追い出してしまえ!」
「ロッテが今すぐなくなったとしても、韓国経済には何の影響もない」
「韓国人の血筋なのに、韓国でお金を稼いで韓国語もできない財閥とは…。不買運動に賛同する」
「一般のロッテ社員がかわいそう。韓国企業だと思ってやってきただろうに。ロッテリア、ロッテワールド、ロッテデパート…みんな今になって悟っただろうな」
「創業者の家族会議で日本語で会話するんだから、明らかに日本企業」
「韓国の大企業に、親日でない会社はないと言うけど。もし日本と韓国の間に戦争が起こったら、ロッテはどっちに付くかな?」
「ロッテグループの社員は、入社したら韓国企業だと洗脳教育される」
「ロッテホテルでなければ新羅ホテルに行けば良いし、ロッテ建設が駄目なら他の建設会社に発注できるし、ロッテのガムの代わりに他のガムをかめばいい。ロッテが駄目になっても支障はない。市場は公平だ」(翻訳・編集/和氣)
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