「日本には二度と行かない!」と憤慨、だまされた中国人観光客が知らない事実とは―中国ネット

Record China    2015年8月5日(水) 7時15分

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4日、中国のインターネット上にこのほど、日本旅行で注意すべき点について紹介する記事が掲載された。写真は中国人観光客。

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2015年8月4日、中国のインターネット上にこのほど、日本旅行で注意すべき点について紹介する記事が掲載された。

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2015年6月の訪日外国人観光客で中国人が最多となった。日本旅行が人気になっている一方で、問題も発生している。日本を訪れたある中国人夫妻は「新婚旅行もしていなかったし、円安だと聞いていたから日本ツアーに申し込んだが、こんなにぼったくられるとは思わなかった。前もって買う商品と値段を調べて行ったが、その何倍もする免税店に無理やり連れて行かれた。せっかく日本に来たのだからと仕方なく買ってしまったが。ツアーのほかの客は、100万円くらい買わされていた。本当にひどかった。日本の中国人ガイドは国内より良心的だと思っていたのに」と話した。

こうした目に遭う中国人観光客は少なくない。多くの旅行会社は低価格をうたっているが、客の多くはそれが出国だけにかかる費用だということを知らない。日本ではこのほかに、バスなどの交通費や、観光地の入場料などが別途かかる。一部のガイドは、バス移動の時間を利用して観光客を“洗脳”する。「この場所では絶対にこれを買うべき」「日本で流行っているのはこういうもの」といった具合だ。これらの言葉自体は問題ではないが、連れて行かれた店で売られているのは、日本メーカーの正規品ではない可能性がある。市場より高い上に、効果も保証されていない。

日本にはさまざまな免税店があるが、ツアー客が連れて行かれる免税店の多くには「問題」がある。こうした免税店の多くには、背後に中国人がいて、ガイドはリベートを受け取る仕組みだ。ツアー旅行だと日程が過密で、買い物に十分な時間は取れないため、ガイドに連れて行かれた場所で買うしかない。また、こうした免税店の多くが怪しげな場所ではなく繁華街にあるため、疑わない観光客も多い。帰国後にぼったくられたことを痛感する観光客たちは、「日本には二度と行かない」と漏らすが、自分たちをだましたのが日本人ではなく同胞だということを夢にも思っていないのだろう。(翻訳・編集/北田

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