インドネシアの団体が金正恩第1書記に平和賞、仏メディア批判「北朝鮮国内の人権侵害を完全に無視」

Record China    2015年8月5日(水) 17時37分

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3日、北朝鮮の金正恩第1書記が、「世界の平和と発展に寄与した」としてインドネシアの団体から平和賞を贈られることについて、AFP通信は「北朝鮮国内で人権侵害と残酷な刑罰が行われていることを完全に無視するものだ」と批判した。写真は金第1書記。

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2015年8月3日、仏RFI(中国語電子版)によると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、「世界の平和と発展に寄与した」としてインドネシアの「スカルノ・センター」から平和賞を贈られることについて、AFP通信は「北朝鮮国内で人権侵害と残酷な刑罰が行われていることを完全に無視するものだ」と批判した。

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スカルノ元大統領の娘であるラフマワティ氏はAFPの取材に対し、今年の「スカルノ賞」を金第1書記に贈ると明らかにした上で、授賞理由について「帝国主義と新植民地主義に抵抗する闘争での貢献」と説明した。スカルノ賞は独立と発展に尽力した世界の指導者に贈られる。金第1書記の祖父・金日成(キム・イルソン)主席も2001年に授与されている。

インドネシアの英字紙ジャカルタ・グローブは「金第1書記が世界の平和にどのように寄与したのか不明瞭だ」と伝えた。

北朝鮮の朝鮮中央通信はこの話題を報じていない。金第1書記が9月にバリ島で行われる授賞式に出席するかも明らかになっていない。(翻訳・編集/柳川)

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