2015年8月4日、ジャッキー・チェン（成龍）の息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）が、今年2月に出所してから初めてメディアのインタビューに応じ、留置所での生活を語った。東森新聞網が伝えた。

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昨年8月14日、大麻使用の疑いで北京公安局に身柄を拘束された。翌月には逮捕され、6カ月間の留置所生活を経て、今年2月に出所。その後はずっと台湾の実家で暮らしており、公式な場面には姿を見せていない。

出所後、初めてインタビューに応じたジェイシーによると、拘束された直後は「海外では合法なのに、なぜこんな目に遭うんだ」と怒りが収まらなかったという。しかし、自分の行動をよく考え、同じように拘束されている人の話を聞くうちに、罪を自覚し始めたと語っている。

世界的スターの息子として、当時は「特別扱いを受けている」と報道されたが、ジェイシーによると一切なかったとのこと。食事も留置所が提供するものだけだった。所内では奇妙な行動をする人を見るにつけ、「いずれは自分も頭がおかしくなるのではないか」と恐怖を抱いていたという。雑居房のトイレでクモを飼い、庭の散策時間には蚊などを捕まえ、それをエサにする小さな楽しみを持っていたことも語っている。

逮捕される以前、父親のジャッキーに会うのは年に1回あればいい方だった。しかし出所後、ジャッキーは忙しい合間を縫って3回も訪ねて来たといい、息子の現状を気にかけている様子がよく分かる。（翻訳・編集/Mathilda）