2015年8月6日、安倍晋三首相の私的諮問機関「21世紀構想懇談会」が首相に提出した戦後70年談話に関する報告書について、韓国政府は「両国関係の好循環的発展を目指すわが政府の意志と努力に逆行する」と批判した。韓国・ニュース1などが伝えた。

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韓国外交部は6日、報告書の内容を受け、「歴代内閣の歴史認識を継承する日本政府の公言とは異なる」と指摘、内容の一部は「戦後の日韓関係についての一方的なこじつけであり、両国国民の和解に全く役に立たない」と強く批判した。報告書において、歴史認識問題の「ゴールポスト」を韓国が動かしてきたと指摘するなど、両国関係悪化の責任が韓国のみにあるかのような主張に反発したものとみられる。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「怖いのは、敵が内部にいるということ。朴槿恵（パク・クネ）や外交部は、遺憾と言いながらも、日本にやれと言われたら何でもやってあげるんだ」

「朴槿恵や朴槿令（パク・クンリョン。朴大統領の妹）がいる限り、日韓関係が悪くなるはずがない」

「今回の談話は、韓国だけでなく日本の原爆被害者にまで疑念を抱かせる内容だ。今こそ日本国民が目を覚まして決断する時！」

「いったいいつ逆行したって？韓国はいつだって黙ってるだけなのに」

「朴大統領の国民への談話にも『おわび』はなかった。国民も失望している」

「僕は安倍よりも、何のはばかりもなく『天皇陛下』という言葉を使う朴槿恵の妹の方が恐ろしい」

「こんな状態で日本と会談しようなんて手を差し出す親日一族！」

「日本にはイラつく。いくら経済的な重要国でも、基本がなってない国とは交流できない」

「安倍は朴槿恵をどれだけなめてるんだろう？」

「安倍内閣の歴史認識には、ため息しか出ない」

「安倍が妄言を吐いたら、金正恩（キム・ジョンウン）が日本に核を一発撃ってくれればいいのに」（翻訳・編集/和氣）