若い夫婦は忍耐と寛容が不足?80年代生まれカップルの離婚率がダントツ―中国

Record China    2007年9月28日(金) 16時16分

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2007年9月26日付の中国のニュースサイトは、80年代生まれの夫婦の離婚率が他の年代より突出して高いと指摘。予防策として、上海市で開かれる予定の「結婚後教育セミナー」や「夫婦ホットライン」を紹介した。

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2007年9月26日、中国のニュースサイト「新華網」は中国の離婚率に関する報道で、80年代生まれ夫婦の離婚率が他の年代に比べて突出して高い、と指摘した。

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上海市では昨年、毎日平均102組の夫婦が離婚したが、そのうち30歳未満夫婦の離婚が最も多く、昨年1年間で5876組が離婚したという。衝動的に結婚したあげく、すぐに後悔して離婚するケースやほんの些細な事でケンカ別れするケースも。

60年代や70年代生まれの夫婦に比べ、中国で改革開放路線が本格化した80年代に生を受けたこの世代の夫婦には、忍耐と寛容の心が不足していると専門家は指摘。結婚生活の中で生じた問題を2人で力を合わせて解決していこうという意欲が乏しいという。

報道によると、「上海婚慶連盟」はこうした傾向を踏まえ、80年代生まれの新婚夫婦を対象に「結婚後教育セミナー」を開催する予定。共同生活の意義と心得を説き、家事の仕方も教えるという。また、24時間対応の「夫婦ホットライン」を設置も検討しており、夫婦間の感情問題を電話でいつでも相談できるようにするとしている。(翻訳・編集/本郷智子)

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