2015年8月7日、韓国・聯合ニュースは、中国人10人のうち6人が中韓関係の未来を肯定的に見ていることが分かったと報じた。

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中国メディア・環球時報が7月22日〜8月1日に、北京を含む全国16の主要都市で2203人を対象に電話世論調査を実施した結果が7日に公開された。それによると、中国国民は北朝鮮、韓国、日本、ロシア、インドなど5つの周辺国のうち、中国と最良の関係を維持する国にロシア（68．4％）を挙げた。また、中韓関係の未来を肯定的に評価した回答は56．8％だった。最も悪かったのは日中関係であり、18．4％が肯定的と回答。29．9％は、大きく関係が後退していると答えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「中国に評価されるのはうれしいが、中国はすでに世界の工場ではなく、90年代の日本のように衰退していく国だ」

「本当に中国人がかわいそうに思える。大韓民国では10人中9人は中国を嫌悪する国と考えながらも、表面上はそれを表していないだけだ。世界で中国を最も嫌って軽蔑している国は韓国だろう」

「日本のことを嫌っているくせに、一番日本に旅行をして多くのカネを使っているのが中国人」

「中国人が考えている『肯定的な関係』とは、韓国が再び中国依存の国になるってことだろう」

「中国が韓国を同等に見ている訳ないだろう。どうせ下に見ているに決まっている」

「中国から見ると韓国はもうほとんど丸め込んだ国だから適当にあしらうことができるけど、日本はそうではないからまだ関係が良くないということだな」

「朴槿恵（パク・クネ）は、中国と韓国の関係が良くなれば、中国と北朝鮮の関係が悪くなり、その結果、南北統一の道が開けると考えているようだが違うと思う。中国共産党は韓国より同じ共産主義の北朝鮮の方を選ぶだろう。韓国は中国と親しくするのではなく、米国と親密にすることによって、中国共産党を崩壊させることを考えねばならない」

「国民感情が良いからといって、国家間の関係が良くなるなどという認識は捨てねばならない。外交というのはそれぞれの国同士の妥協によって成り立つものだ」（翻訳・編集/三田）