韓国空軍のパイロット、航空会社への転職増加で戦力低下が懸念=韓国ネット「こうしているうちに日本に侵略されそう」「軍人にも愛国心がないのか」

Record China    2015年8月11日(火) 7時56分

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9日、このところ韓国空軍を退役するパイロットが急増しており、戦力や作戦実行に支障を来すとの懸念が出ている。写真は韓国の非武装地帯。

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2015年8月9日、韓国・聯合ニュースによると、このところ韓国空軍を退役するパイロットが急増しており、戦力や作戦実行に支障を来すとの懸念が出ている。

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9日、韓国空軍本部によると、昨年退役した空軍パイロットは127人、13年は124人、12年は113人で、毎年増加傾向にある。原因としては、北朝鮮との摩擦により出動が度重なることなどからの強いストレスと、民間航空会社と比較して給与などの待遇面が充実していない点が挙げられる。最近では、給与の高い中国の航空会社などが人気の転職先になっているという。

退役パイロットの中には経験10年を超えるベテランが多く、軍の戦力低下ばかりでなく、育成費用面での大きな損失も憂慮されている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「民間の航空会社では、1000時間以上の飛行経験が要求される。民間ではその時間を賄えないから、結局は空軍でパイロットをやってから転職、ということになる。民間企業と空軍のルートをはっきり分けるべきでは?」

「1人養成するのに100億ウォン(約11億円)もかかるなら、服務義務期間を20年に延ばすべきだ(現在の義務期間は15年)」

「ちゃんと勤務する軍人を選抜しろ。烏合(うごう)の衆を集めてないで」

「空軍の勤務条件が良くならない限り、この状況は変わらない」

「食い逃げするやつに払う金はない」

「空軍士官学校卒業生の半分は、軍を辞めて大韓航空アシアナ航空の飛行機に乗っている」

「韓国に必要な職業軍人はどんどん減って、支援もしてもらえていない。こうしているうちに、日本に侵略されそうで不安だ」

「多くもらえる所に行かない方がおかしい」

「最初から空軍に骨を埋めるつもりで士官学校に入る人なんて、ほとんどいない」

「軍人にも愛国心がないんだね」(翻訳・編集/和氣)

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