Record China 2015年8月11日(火) 4時19分
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10日、ロッテグループの経営権争いの鍵を握るグループ創業者・辛格浩総括会長が、数年前にアルツハイマー型認知症の診断を受けていたとの情報が、ロッテ内部から出てきた。写真はソウルのロッテデパート・ロッテマート。
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2015年8月10日、韓国・聯合ニュースによると、ロッテグループの経営権をめぐる問題が長期化する中、事態の鍵を握るグループ創業者・辛格浩(シン・ギョクホ、92)総括会長が、数年前にアルツハイマー型認知症の診断を受けていたとの情報がロッテ内部から出てきた。
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複数のロッテ関係者によると、辛総括会長は3〜4年前に診断を受けた直後から治療薬の服用を続けているが、グループ各社の社長らから受けた報告の内容を1時間後には忘れてしまうといったことが頻発し、病状は今年に入ってより悪化しているという。このほど経営権争いを繰り広げている総括会長の2人の息子も当然このことを承知しているはずだが、いずれも父親の健康状態については明言を避けている。
辛総括会長は日韓のロッテグループを動かす相当分の株式を保有しているとみられ、主要株主への影響力も大きいことから、今回の関係者の証言は今月にも開かれる日本ロッテホールディングス株主総会の票の行方も左右し得る。
これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
「あの年で健康な方がおかしいよ」
「80代前半までに全部整理しておくべきだったのに、もう遅い」
「日本人が病気になったことまで、僕たちが知らなきゃいけないのか?」
「日本企業は韓国から出て行け」
「アルツハイマーじゃないとしても、車いすに乗った辛格浩会長の表情は往年の姿とは明らかに違う。今回の『2人の王子の乱』だって、総括会長にまともな判断力があったら大きな波紋にならなかったはず」
「親戚がみんな知っている事実だとしたら、今回の問題は家族経営を続けるために父親を利用したことになる。完全な詐欺グループだ」
「人生には上り坂もあれば下り坂もあるもの。今、ロッテは下り坂みたいだね」
「息子たちは自分の父親まで売ったのか」
「お金をものすごく稼いでも、これではね。晩年を元気に過ごすのが一番の幸せ。子どもが仲良く、仲むつまじい家庭を築くことこそ、人生の成功だ」(翻訳・編集/和氣)
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