アジア諸国は中国に高い警戒心、中国がアジアのリーダーになる日ははるか遠い―英紙

Record China    2015年8月19日(水) 13時54分

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11日、英紙フィナンシャル・タイムズは中国が地域のリーダーになる日ははるか先だと伝えた。写真は中国地図。

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2015年8月11日、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国が地域のリーダーになる日ははるか先である」とする記事を掲載した。環球網が伝えた。

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西側諸国の衰退はアジアの台頭を意味するものではない。かつては地域の結束力によってアジア諸国の多くが団結したが、国同士の競争の激化によってアジアの力は削がれていった。中国がアジアのリーダーになる道はまだまだ長い。日本は敵意を持ち、韓国は警戒し、東南アジアも敵意とはいわないまでも不安を抱いている。インドは海上戦力の増強に励み、マラッカ海峡以西での中国の活動に備えている。

中国にとっての「盟友」はパキスタン、北朝鮮だが、アジアのリーダーとなるには基礎が弱い。ロシアと親密な関係を築くことができたとしても、それは地域同盟というよりは西側の大国によるロシア封じ込めに対抗するための限定的戦術という方が適切であろう。歴史的にも、中ロにはずっと領土問題が存在してきた。

2015年、中国主導のアジアインフラ投資銀行が設立された。途上国の多くは歓迎したが、西側諸国主導の諸機関からは不満の声が上がった。だが、アジア人の多くは中国に地域リーダーの役割を期待しているのではなく、「一帯一路」構想の背後にある戦略的野心がビジネスの論理を上回るのかどうかを見極めたがっている。

現在、中国がアジアのリーダーとなることを食い止めようとしているのは、日本、オーストラリア、韓国、ベトナム、そしてインド、インドネシア、フィリピンなどである。これらの国々は、中国は潜在的な拡張主義者であると認識している。

アジア諸国は表だって中国に対抗しようとはしないが、内心では中国の「野心」を懸念している。そのため、これらの国は南シナ海での「主権」等を含む、実情にそぐわない中国の「復興の夢」を阻止しようとするだろう。各国の歴史観は異なっており、中国が簡単に地域のリーダーになることはない。情勢はしばらくはこのまま推移するであろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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