2015年8月13日、訪韓中の鳩山由紀夫元首相がソウルで開かれた「2015東アジア平和国際会議」で演説し、日本は過去の被害者が「やめてもいい」と言うまで謝罪を続けるべきと発言したことについて、韓国・ハンギョレ新聞が伝えた。

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鳩山氏は「歴史的事実を直視して東アジア共同体の構築へ」と題した基調演説の中で、日本の植民地支配と日本軍慰安婦問題に対する「反省とおわび」を明記した村山談話に触れ、「このような表現は、傷ついた国々の国民が『やめてもいい』と言う時期が来るまで続けなければならない」と述べた。

前日に日本植民地時代の独立運動家らが投獄された西大門刑務所を訪問、ひざまずいて謝罪した鳩山氏はまた、「真の愛国心とは、過去の歴史的事実から目を背けず、過ちについては謝罪できる勇気」だと語った。

これについて、韓国のネットユーザーからは歓迎のコメントが数多く寄せられている。

「こういう人に、また日本の首相になってほしい」

「当然の常識を語ったのに、まるで名言のように扱われる怪現象」

「日本人は好きじゃないけど、鳩山元首相は大人物だね」

「尊敬すべき人物」

「安倍晋三は見ているか？」

「安倍よ、北東アジアの安定はおまえの出方に懸かっている」

「どの国も、常識ある指導者は簡単には現れないんだね」

「被害者にきちんと補償して歴史を記憶し、将来にも歪曲（わいきょく）しないことこそが謝罪だ。首相個人が『大きな被害を与えた』なんて言うだけじゃ、謝罪にならない」

「拍手を送りたい」

「あなたのような人が首相を続けていれば歴史が正されたのに。とにかく、この発言はありがたい限りだ」

「こんな鳩山氏を、日本人は日本の恥だと言って、パスポートを取り上げて海外に行けないようにしろと言っているらしい」（翻訳・編集/和氣）