2015年8月13日、参考消息網によると、韓国メディアが「日本の文化の起源は韓国にある」と主張していることについて、日本メディアはその背景に強い劣等感があると見ている。

【その他の写真】

台湾・東森新聞雲は、日本の週刊誌を引用して、「韓国の研究機関がDNAを調べてまで、桜の起源論争を起こしていることが日本人の頭を悩ませている」と伝えた。記事は、「韓国は中華文明、メソポタミア文明、インカ文明や歴史上の著名人など、あらゆるものに首を突っ込んでいる」と指摘。韓国の歴史教科書では、「朝鮮半島の歴史は中国の歴史よりも長く、世界最古である」との記述まであり、これによって民族主義を鼓舞しているのだという。

中でも日本がその“ターゲット”になることが多く、先日には韓国最大の剣道団体・大韓剣道会が公式ウェブサイトで「日本の剣道の起源は韓国にある」と主張した。また、韓国・中央日報は、日本の相撲は韓国のシルムが起源だと報じた。ほかにも、日本酒やのり、寿司、そば、茶道、空手、歌舞伎などの文化も韓国から伝わったものと主張されている。こうした主張は多くが主要メディアや大学教授が行うため、多くの韓国人は「韓国人が未開な日本に文化を授けた」という考え方を信じてしまうという。日本メディアはこうした「強烈な劣等感によるもの」と分析している。

これについて、中国のネットユーザーからは、「韓国人いわく、日本の成人向けビデオも韓国から伝わったという」「宇宙は韓国がつくったんだ。歯向かってはならない」「韓国の歴史の方が長いって？1000年前、君たちはどこから来たんだよ」「日本、韓国、北朝鮮などの文化の起源はすべて中国。韓国は戸籍登録には漢字を使わざるを得ない。さもないと10人に1人は名前が重複してしまうからな」「文化の起源論争に意味はあるのか？似た文化を持つ者同士、共に広めていけばいいんじゃないのか？」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）