夏休みの宿題代行業、中国にもやっぱりありました!―中国紙

Record China    2015年8月21日(金) 4時14分

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14日、多くの子どもが楽しい夏休みに抱える頭の痛い問題、それは大量の宿題である。今どきは宿題代行サービスなどがあるというが、お隣の中国でも事情はそう変わらないようだ。写真は宿題をする中国の小学生。

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2015年8月14日、多くの子供が楽しい夏休みに抱える頭の痛い問題、それは大量の宿題である。今どきは自由研究を簡単に完成できる製作キットがインターネットで購入できるなど、宿題関連のお助けサービスがあるという。実はお隣の中国でも事情はそう変わらず、小学生がインターネット上で宿題代行者を募集することなどが話題になっている。中国の地方紙・重慶晨報が伝えた。

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新学期まであと2週間もないこの時期。重慶晨報の記者は20人の小学生に宿題の進捗状況を聞いてみた。すでに宿題を終えているのは、20人のうち5人だけ。11人がまだ終わっていない宿題を残しており、4人はまったく手をつけていない状態だった。

そんな泣き面の子どもたちを救う「宿題代行業」の存在は中国でも知られて久しい。たいていは大学生がアルバイトで行っており、インターネット上では「宿題代行します」との数多くの募集告知が見られる。また、その逆に児童の方から「代行してください」との告知を出すケースも見られる。中には「依頼料は面談にて」などと一人前につづっているものもある。

もちろん、多くの良識ある保護者はこうした代行業の存在に否定的だ。よって、子どもたちに自ら「宿題は手伝ってあげるから」と提案するが、「うるさい」と一蹴されてしまうことも少なくないという。記事では多くの保護者が子どもの宿題を心配するあまり、机に向かう子どもの横にピッタリ張り付いて監視したり、口出しをしたりするが、「これは子どもにとっては逆効果だ」としている。それよりも、決まった期日までに宿題を終わらせられるようにスケジュールを立ててあげて、あとは子どもが済ませた宿題を随時チェックしていく方法が望ましいという。(翻訳・編集/愛玉)

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