2015年8月15日、中国中央テレビ（CCTV）は韓国メディアの報道を引用し、韓国競泳男子の朴泰桓（パク・テファン）がリオデジャネイロ五輪出場に向けて訓練に励んでいると報じた。

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朴は2014年の仁川アジア大会で銀メダル1個、銅メダル5個の計6個のメダルを獲得したが、大会直前のドーピングテストで陽性反応が出たため国際水泳連盟から18カ月間の選手資格停止処分を受けている。アジア・オリンピック評議会（OCA）は今年5月、メダル剥奪を正式に発表。リオ五輪に向けたトレーニングを6月から始めたという朴は今回の韓国メディアの取材に対し、「ドーピング問題が起きてから、対人関係に恐怖を感じることもあった」「現在の最大の問題は体力とスタミナ」としながらも、「五輪出場が実現できるかどうかは分からないが、チャンスが与えられたら全力で臨む」「努力によってより良い成績を収め、世間の偏見と誤解を消し去りたい」と語っている。

この報道に対し、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「頑張れ！」

「リオ五輪の競泳会場に朴泰桓の姿がないなんて想像できない」

「朴泰桓って韓国人なのにすごく謙虚。だから大好き！」

「朴泰桓が試合に参加しないとワクワクしない」

「アジアの男子自由形の開拓者！」

「朴は中国の孫楊（スン・ヤン）の最大のライバルだ！」

「来年はフェルプスもいるし、朴泰桓もいる。激しい競争になりそう」

「朴泰桓には本当に頑張ってほしい。かつての英雄がこんな心細さを抱えながらトレーニングに臨むなんてかわいそう」（翻訳・編集/野谷）