韓国・朴大統領、来月の訪中実現すれば日中韓首脳会談開催を中国側に提案も―韓国紙

Record China    2015年8月18日(火) 12時7分

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17日、韓国・朝鮮日報(中国語電子版)は、朴槿恵大統領が来月に訪中した場合、2012年5月以来開かれていない日中韓首脳会談の開催を中国側に提案する可能性もあると報じた。写真は朴大統領。

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2015年8月17日、韓国・朝鮮日報(中国語電子版)は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月に訪中した場合、12年5月以来開かれていない日中韓首脳会談の開催を中国側に提案する可能性もあると報じた。

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韓国政府は韓国が議長国となる日中韓首脳会談の年内開催に向け、外交力を集中させている。同会談は、08年から毎年、3カ国が持ち回りで議長国となり開催されてきたが、歴史問題や領土問題などで12年5月以降は行われていない。中国との関係改善を重視する日本は、3カ国会談の実施に向け積極的な動きを見せているが、中国側は態度を保留している。

これについて、韓国政府高官は「朴大統領の来月の中国訪問が実現すれば、3カ国首脳会談の開催について中国側に提案するのは自然の流れだ」との見解を示した。

韓国の主導により3カ国会談が再開されることになれば、韓国外交にとっての「切り札」と成り得る。「日中関係が改善されれば、日韓関係もおのずと改善される」という安倍政権の「韓国外交軽視」をけん制することも可能だ。「北東アジア地域の安定と日韓関係の改善に向けて、日中韓首脳会談を開催すべきだ」とする米国側の立場にも一致する。

韓国の外交消息筋は「朴大統領の中国訪問は、難しい決断を下したことを意味するものであり、中国側も相応の返礼を考慮するはずだ。韓国は、首脳会談の開催以外にも、北朝鮮に向けた強力なメッセージなど、日本が追従するしかない議題を提案すべきだ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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