2015年8月17日、韓国・ニューシスによると、韓国最大野党・新政治民主連合が安倍首相の「戦後70年談話」について、「痛切な反省と心からの謝罪がない」と批判した。

【その他の写真】

新政治民主連合の李鍾杰（イ・ジョンゴル）院内代表は同日、国会で開かれた最高委員会議で、「安倍談話は巧妙な文章の裏に本心が隠された談話だった」と明らかにした。また、「戦争被害者に対する哀悼との表現があったが、植民地被害者に対してではなかった」「日本は反省と謝罪をしてきたと言うが、これは一方的な主張に過ぎない」などと指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国政府内が親日派であふれているのに、日本人が謝罪するわけない」

「与党の議員はなぜ強く非難しない？朴大統領の目を気にしているのか？」

「国民はみんな同じ考えなのに、朴大統領とその家族だけが違う考えを持っている」

「安倍首相の辞書の中に『誠意』という言葉はない」

「どうして朴大統領は安倍首相との首脳会談を望んでいるの？独立70年の朴槿恵（パク・クネ）談話は民族の恥だ！本当に腹が立つ」

「安倍首相が植民地支配に対して謝罪しなかったのは、朴大統領の妹が『日本に謝罪を求めるのは不当だ』と言ったからじゃない？」

「安倍首相が謝罪しなくてよかったと思っている自分もいる。安倍首相が過去を反省・謝罪したら、何をたくらんでいるのだろうか、と恐ろしくなる」（翻訳・編集/堂本）