2015年8月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の上場10大企業グループの今年上半期の実績が軒並み不振だったとの結果が出た。全体的に売り上げ・利益が減少する中でもサムスングループの不振が際立っている。

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財閥ドットコムによると、韓国の10大企業グループの今年上半期の合計は18兆2000億ウォン（約1兆9110億円）で、前年同期より20．2％減少した。また、売り上げ合計は8．3％、営業利益合計は11．8％、それぞれ前年同期より減少した。

サムスングループの今年上半期の営業利益は5兆4000億ウォン（約5670億円）で、前年同期より52．8％と大きく減少、純利益は51．0％、売り上げも10．5％減少した。他グループの営業利益を見ると、現代重工業が62．1％減少、ハンファが12．8％減少したが、ロッテ、LGなど他7グループはいずれも増加した。ただし、営業利益が増加した企業も多くが売り上げを減らし、不況型黒字に陥っている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「大企業なら少々飢えてもいいと思うよ」

「また危機経営とか何とか言って、財閥だけがもうけるんだろうな」

「韓国は1997年の通貨危機以降、常に不景気だ」

「間抜け政府の下に、世界的な企業が生まれるわけがない」

「うまく行っていることが一つもない」

「いくら大企業の輸出に力を入れても、内需を無視したら打つ手がないことを知るべきだ」

「政府が大企業の顔色をうかがうおかしな国」

「芸能人の心配、大企業の心配、政治家の心配が一番ばかだ」

「日本をいくら悪く言っても認めざるを得ないのは、中小企業がしっかりしているから国がつぶれないということだ」

「みんな安倍（首相）をあざ笑っているけど、最近の日本はうまく行っている。韓国や中国は駄目になり、日本や米国が復興するだろう」

「みんな朴槿恵（パク・クネ）のせいだ」（翻訳・編集/和氣）