Record China 2015年8月20日(木) 11時35分
拡大
19日、観察者網によると、中国で新たな抗日“神”ドラマが話題になっている。
(1 / 2 枚)
2015年8月19日、観察者網によると、中国で新たな抗日“神”ドラマが話題になっている。
【その他の写真】
あり得ないストーリーや設定、セリフなどでこれまでもたびたび問題になってきた抗日ドラマ。15日に放送された「大薬商」では、笑うに笑えない1シーンがあった。侵略してきた日本軍がある城を攻め落とし、指揮官が軍馬に乗りながら入城するのだが、その際に軍楽隊が演奏している曲がなんと人民解放軍海軍の軍歌「人民海軍向前進」なのだ。
「人民海軍向前進」は正式に海軍軍歌に定められているわけではないが、大きな式典などでは慣例的に使用されており、事実上の軍歌と言っていい。中国の軍歌を日本軍が演奏しているということ自体が驚きだが、さらに問題なのは作成された時期。同曲は海軍の政治部の作詞で1951年に作られたもので、1937〜1945年の抗日戦争期に登場することはあり得ないのだ。
この報道に、中国人からは「バレちゃったね」「娯楽だもん。指導部が楽しめればいいんだよ」「『抗日8年戦争の開始だ!』ってか?(※以前話題になった抗日ドラマのセリフ。抗日戦争が始まる前に8年で終わることがわかっている点がおかしい)」「日本は古来から中国の土地だからね」「審査を通したのはどこの機関ですか〜?」「抗日“神”ドラマは次から次へと出てくる。私はこれは映画監督の広電(国家新聞出版広電総局。すべてのメディアを管理している機関)に対する抗議と挑戦のような気がする」などの声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
この記事のコメントを見る
Record China
2015/8/15
2015/8/13
2015/8/12
2015/8/2
2015/6/17
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る