台湾の旅客機パイロットが“イチかバチか”の操縦、中台ネットで批判多数「天津爆発よりはましだ!」の声も

Record China    2015年8月20日(木) 17時24分

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18日、台湾・中央通信社は、台湾のファーイースタン航空のパイロットに操縦上のミスがあったと伝えた。同トラブルに台湾や中国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。資料写真。

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2015年8月18日、台湾・中央通信社は、台湾のファーイースタン航空のパイロットに操縦上のミスがあったと伝えた。同トラブルに台湾や中国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。

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今年5月末、ファーイースタン航空の旅客機は、天候不良により目的地の金門県に着陸できず台北松山航空に引き返した。ところがその後スタッフがチェックした際、燃料はわずかに2000ポンドだったと判明。3700ポンドを下回る量の燃料では、着陸に失敗した場合再度安全に離陸できないという。報道では、「パイロットの行為は乗員乗客138人の命を博打にかけたに等しい」と批判。さらに台湾民航局は、「こんなに大胆なパイロットも珍しい。パイロットはやってはいけないミスをした」と苦言を呈し、罰則を科した。

パイロットのミスに台湾ネットユーザーからは、「パイロットは自分の命が惜しくないのだろうか?もっと命の重さを意識してほしい」「航空会社に問題があると感じる。きっとコストを抑えるために、燃料を余分に入れていなかったのだろう。さらに、緊急事態を知らせなかったのは、航空会社側の指示とも考えられる。緊急事態を知らせればほかの旅客機は同機を優先的に着陸させていたが、それなりの費用が発生するからだ」とパイロットの意識の低さと航空会社に対する疑義の声が聞かれた。

一方同ニュースを目にした中国のネットユーザーは、「(台湾民航局の『こんなに大胆なパイロットも珍しい』に対して)きっとこのパイロットは元戦闘機乗りだ。最悪パラシュートで脱出すればいいからね」「台湾の航空会社は(墜落など問題が続出した)マレーシア航空に追いつきたいのか?」「(天津爆発に関連して)たとえ墜落しても、彼らは焼き焦げるといった酷い有様になることはなかっただろう」と台湾の航空会社の安全性に苦言を呈する意見が多く寄せられた。(翻訳・編集/内山)

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