2015年8月20日、韓国・聯合ニュースによると、ソウル市が日本統治時代に建てられた韓国国税庁別館の取り壊しを完了し、かつての日本公使の銅像を逆さまに建てるパフォーマンスを行う。

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国税庁南大門別館は、1937年に朝鮮総督府逓信局庁舎として建てられたものだが、ソウル市が4月から取り壊し作業を行っていた。今後、地上部分は広場に、地下は隣接する徳寿宮への通路として整備されるという。

ソウル市はこれに合わせ、朝鮮統監部官邸のあった場所に、日韓併合への道筋を付けた日本公使の銅像を逆さまに建てるパフォーマンスも行う。1900年に駐韓日本公使として赴任、日韓協約の締結に携わった林権助の銅像は、解放後に破壊されたが、後に「男爵林権助君像」と書かれた台座部分だけが見つかっていた。市は今回、台座の石をあえて逆さまに設置することで、恥辱の歴史を忘れないようにとのメッセージを込める考えだ。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「日本統治時代の建物は、取り壊すよりも公衆トイレとして活用した方が良いのでは？」

「『掃除』は見せかけだ。政治家には日本統治の名残がまだ残っている」

「文化財としての価値がある建物は、そのまま残しても良いと思う。ドイツでは、後世に戦争の悲惨さを伝えるために、破壊された教会を復元せずに残している」

「日本統治の名残は、子どもたちに教えるため残すべき。わが民族の痛ましい過去の大切な証拠だ」

「建物だけなくせば済むのか？日本の手先は韓国社会の奥深くに根付いているのに」

「税金がもったいない。親日派の財産を没収して施設を作ろう」

「銅像の上に、公衆トイレを作ろう」

「この際、不正ばかりの国税庁職員も一緒に逆さまにしてやれ」

「銅像を逆さまにするって、誰のアイデア？最高だね。どうせなら日本大使館の前に建てたら？」

「逆さまに銅像を建てるって…レベルの低さをさらしてる」

「ばかばかしい」（翻訳・編集/和氣）