社会的地位が高いほど「ひとりっ子」違反続出、罰金は年収の6倍も―重慶市

Record China    2007年10月2日(火) 15時12分

拡大

1日、重慶市は計画出産違反一掃キャンペーンを始めた。党幹部や公務員など社会的な地位が高い階層に絞った調査で、年収の6倍の罰金に加えて、罷免や解雇など厳しい処分もある。写真は同市。

(1 / 5 枚)

2007年10月1日、重慶市は計画出産違反一掃キャンペーンを始めた。ひとりっ子政策の違反が調査される対象は共産党幹部や公務員、企業幹部や事業主など社会的地位が高い階層。調査結果は公表され、悪質な場合は年収の6倍の罰金に加えて、罷免や解雇など厳しい処分も下される。

その他の写真

同市人口計画出産委員会によると、近年、党員や公務員、企業幹部などの地位にいる人ほど違反が顕著になっている。直轄市になってからだけでも1078人の違反が見つかり、市や区、県の代表委員も多数含まれていた。

違反の罰金は年収の2−6倍とされ、情状酌量の上金額が決定される。自主的な申告ですでに納付された罰金額が5万元(約80万円)以上のケースも多かった。「罰金を払ってでも子どもに弟妹を」と考えるのは「高給取りだからこそできる」という側面もあるようだ。(翻訳・編集/WF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携