2015年8月21日、韓国・ハンギョレによると、韓国の専門家や与野党議員の56％が、東アジアで最も衝突の可能性が高い地域は「尖閣諸島」と考えていることが分かった。

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韓国の専門家や与野党議員ら45人を対象に「東アジアで最も衝突の可能性が高い地域は？」と質問したところ、56％が「尖閣諸島」と回答し、37％が「南沙諸島など南シナ海」と回答した。

特に野党議員は85．7％が「尖閣諸島」を挙げ、「日中間の軍事的葛藤はいつでも現実化する可能性がある」「日本の集団的自衛権と中国の反接近戦略がぶつかる」などとコメントした。

しかし、日中の領土問題が実質的衝突につながる可能性については、62．2％が「低い」と回答した。その理由としては「衝突した場合、中国は共産党の内部取り締まりが難しくなり致命的。また日本も、長期戦になると不利になる」といった意見が出た。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本は一体いくつの領土問題を抱えているんだ？それを知っていながら黙っている米国も笑えるし、そんな米国を信じて強気に出る日本も笑える」

「日本には米国が付いている。中国も現時点で日米と戦ったら負けるということくらい分かっている」

「日本と中国は一度、本気で戦ってみたらいいのに」

「尖閣諸島は韓国でいう独島（竹島の韓国名）でしょ？日本は領有権を主張し、自国より軍事力の高い中国にかみついている。それに比べ韓国国防部は、今まで何をした？海軍や空軍の武器所有率は、平和憲法のある日本の25％に過ぎないという。本当に情けない」

「他人の土地よりも独島を心配するべきではないの？だから韓国は日本に甘く見られる」

「他国のことより北朝鮮への対策を考えろ。現時点で、戦争する可能性が一番高い国は韓国だ」（翻訳・編集/堂本）