チベット現代化に中国政府が巨額投資、空港はすでに5カ所―豪紙

Record China    2015年8月25日(火) 18時24分

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23日、貧困地区とされる中国西部のチベットのイメージアップを目的に、豪紙オーストレイリアンなどが中国政府からチベット取材に招かれ、チベット自治区首府・ラサ市初の「ヤク博物館」などを取材した。写真はラサの空港。

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2015年8月23日、中国紙・参考消息(電子版)によると、貧困地区とされる中国西部のチベットのイメージアップを目的に、豪紙オーストレイリアンなどが中国政府からチベット取材に招かれ、チベット自治区首府・ラサ市初の「ヤク博物館」などを取材した。

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チベットは標高4000メートルを超える場所に位置し、非常に厳しい自然環境にあるが、中国政府の巨額の投資によって現代化が着実に進んでいる。無論、発達の著しい中国東部沿海地区ほどの発展はいまだにないが、道路の拡張や大型ホテル、スポーツ施設、博物館などの建設が進められており、市中心部に通じる道沿いには一定距離ごとに給油ステーションが建てられている。

チベットは06年に開通した「青蔵鉄路(チベット鉄道)」によって交通環境が大幅に向上したが、現在は空港もすでに5カ所建設されるなど、環境はさらに向上し、観光客も20%増加。中国政府はチベットを単なる領土としてだけでなく、投資対象としても重視しており、中国経済の成長は低下しても、チベットは高い成長を維持し続けている。

チベットには豊富な鉱物資源があるほか、水力発電や太陽エネルギー産業からも注目される存在になっているが、その経済成長はかなりの割合が自治区外からの投資・融資によるものだという。(翻訳・編集/岡田)

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