2015年8月24日、四川省楽山市夾江県で、生後4カ月の息子を売ろうとした夫婦が逮捕され、幼児の人身売買の罪に問われた。四川新聞網が伝えた。

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昨年4月下旬、ネットに生後間もない赤ちゃんを売り出す書き込みを見つけた、幼児人身売買撲滅の民間活動家は書き込み主と接触。赤ちゃんの親と思われる夫婦は12万元（約230万円）で赤ちゃんを売り出し、手放す理由を「私たちと一緒に苦労してほしくない。条件の良い人が育ててくれれば私たちも安心する」と語っていた。

活動家が自身の素性を明かすと、夫婦は申し訳なさそうな表情を浮かべ、赤ちゃんを売らないと約束した。だが、活動家は夫婦が再び赤ちゃんを手放そうとするのではと心配し、現地警察に相談。警察の調査により、夫婦が赤ちゃんの実の親であると判明した。裁判所は夫婦に対して、利益目的で自分の子どもを売ろうとした行為が人身売買に当たると判断。未遂に終わったことが考慮され、夫に懲役2年、妻に懲役1年と罰金1000元（約2万円）を言い渡した。（翻訳・編集/内山）