南北会談合意、北朝鮮が韓国軍人負傷に初めて「遺憾の意」=「北朝鮮の謝罪は大変な成果だ!」「もう北をなだめる政策は終わりだ」―韓国ネット

Record China    2015年8月25日(火) 16時24分

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24日、複数の韓国メディアは、「平和の家」で行った40時間以上の協議の末、南北が妥結にこぎつけたことを伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は南北軍事境界線の北朝鮮側。

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2015年8月24日、複数の韓国メディアは、「平和の家」で行った40時間以上の協議の末、南北が妥結にこぎつけたことを伝えた。

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南北双方は、「平和の家」で1次会談9時間45分、2次会談33時間25分の計43時間に及ぶ会談を行った。25日未明に発表された南北当局者共同報道文では、「北側は最近、軍事境界線の非武装地帯南側地域で発生した地雷の爆発で南側軍人が負傷したことについて遺憾の意を表明する」とされた。北朝鮮が「遺憾」という表現を使ったのは今回が初めてとなる。韓国政府当局者は「北朝鮮が合意文という公式文書で遺憾を表明しているがこれは異例な事で、北朝鮮が挑発行為を認めたという意味も込められている」と述べた。

長期間の協議が行われた「平和の家」は板門店の韓国側、「自由の家」から130メートルほど離れたところにある3階建ての石造りの建物で、南北会談のために1989年に建てられた。1階には貴賓室と記者室があり、2階には会議室、3階には宴会場がある。協議が長くなると、双方は1階にそれぞれ設けられた貴賓室で休憩を取ることができる。双方の貴賓室には専用の通信回線が接続されており、お互い進行中の交渉内容を上部に報告し、交渉の戦略を立てることも可能だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「大変お疲れさまでした」

「北朝鮮が謝罪するというのは体制崩壊を意味する。多大な成果だ」

朴槿恵(パク・クネ)大統領の対北政策は圧倒的だな」

「完璧ではないが、最良の結果だったと思う」

「北朝鮮が拡声器を非常に恐れていることが分かったのが最大の収穫だ。弱点を握った」

「名称は『平和の家』だが、南北側の代表が会って協議をする場所だから『緊張の家』だ」

「文字通り、平和が続いてくれたらと願う」

「今回は北朝鮮を共産主義者として正しく扱った。お金を払って会談した過去10年が恥辱だ」

「今回は、肥料やら医薬品やらを与えてはならない」

「朴大統領は態度が明確だ。遺憾表現を得たのも、事実上北朝鮮は間違いを認めたということだ。金大中(キム・デジュン)や盧武鉉(ノ・ムヒョン)のように、相手をなだめる対北政策はもう終わりだ」(翻訳・編集/三田)

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