中国の富裕世帯分布が判明、最多は広東と北京、最少は青海、チベット、寧夏、甘粛、海南など―中国誌

Record China    2015年8月26日(水) 10時49分

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25日、中国で富裕世帯数が多い省は広東省、北京市、江蘇省、浙江省、上海市で、最も少ない省は青海省、チベット自治区、寧夏回族自治区、甘粛省、海南省であることが分かった。写真は広東省東莞市の高級住宅。

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2015年8月25日、中国の興業銀行とボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の合同調査報告書「中国民間銀行2015」が発表され、中国の地域別家計金融資産の実態が明らかになった。中国誌・中国経済週刊が伝えた。

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報告書によると、600万元(約1億2000万円)以上の家計金融資産を保有する富裕世帯数が10万世帯を超える地域は、広東省、北京市、江蘇省、浙江省、山東省、上海市。5万世帯から10万世帯の地域が、遼寧省、四川省、河北省、安徽省、山西省、福建省、河南省、湖南省。2万世帯以下の地域は、チベット自治区、青海省、寧夏回族自治区、甘粛省、海南省となっている。

富裕者の内訳は、企業主が46%、国営企業の役員や民間企業の役員が19%、個人投資家が9%、医師や弁護士が10%、自由業者が8%、専業主婦が7%、その他2%となっている。また「金融資産の獲得方法」については、起業による利益が47%、資産運用が25%、給与と貯蓄が11%、不動産投資が9%、親の遺産が7%、その他1%。

中国の民間銀行の利用者が最も好む海外投資先は、米国23%、香港15%、カナダ12%、英国とアイルランド9%で、これらの国・地域は同時に富裕世帯にとって人気の移住先にもなっている。(翻訳・編集/本郷)

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