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韓国と北朝鮮が緊張緩和で合意、北側の「遺憾表明」は「事実上の謝罪」か=日米中韓各国のネットはどう見る?

Record China    2015年8月26日(水) 12時55分

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26日、韓国と北朝鮮は25日未明、緊張緩和に向けた共同文書で合意したが、韓中米日のネットユーザーからは北朝鮮側に有利な内容で決着したと受け止める向きが多い。資料写真。

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2015年8月26日、非武装地帯(DMZ)で起きた地雷爆発で韓国兵2人が重傷を負った事件をめぐって高官会議を続けてきた韓国と北朝鮮は25日未明、緊張緩和に向けた共同文書で合意したが、韓中米日のネットユーザーからは「韓国が損をした気分」「北朝鮮の小太りの男がまた勝ったんだな」などと北朝鮮側に有利な内容で決着したと受け止める向きが多い。

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共同文書によると、北朝鮮は韓国兵負傷に遺憾の意を表明するとともに、前線での準戦時状態も解除した。一方、韓国は拡声器を使った宣伝放送を25日正午に中断した。関係改善に向けた対話開催、離散家族再会への取り組み、民間交流の活性化でも合意した。

会談に出席した韓国大統領府の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長は、「北朝鮮の遺憾表明は事実上の謝罪であり、再発防止と緊張緩和のために努力すると約束した」と説明した。北朝鮮の首席代表を務めた黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長は25日、朝鮮中央テレビで、「(韓国が)根拠のない(地雷爆発)事件をでっち上げた」と事件への関与を引き続き否定しており、南北間で解釈に差が出ている。

これについて韓国のネットユーザーからは「北朝鮮はたとえ国が消滅する危機に直面しても、『申し訳なかった』とは言わない。『遺憾』を表明させたことはすごい成果だ」「100点満足はできないが、80点はあげてもいい」と評価するコメントが寄せられた半面、「遺憾は謝罪ではない。地雷事件で2人の若者が足を失った。きちんと謝罪すべきだ」「『遺憾だ』は『軍人がけがしたの?かわいそうに』という意味だ。本当に生ぬるい対応。韓国が損をした気分」「友達に謝罪しなければならない時、『遺憾だ』と言ったらどうなる?一生仲直りしてもらえないよ。また屈辱外交をしている」と不満の声が続出した。

また、中国ネットからは「これで金正恩は存在感を示したな」「食糧を手に入れたから家に帰るんだろ」「冬の食糧をゲットしたから、続きはまた来春だ」、米国ネットからも「韓国が宣伝放送を中止するということは、北朝鮮の小太りの男がまた勝ったんだな!!」「彼らは中国からお金を引き出すためにこんなことをやっていたんだ。人民元安になって残念だったね」などのコメントが付いた。

一方、日本ネットは「結局、北は謝罪しなかったな」「韓国はなぜ『遺憾』で納得するんだ?」「また韓国軍がダメージくらって終了だ」などと韓国側が譲歩したとの受け止めを示した。北朝鮮側が今回も展開した瀬戸際戦術については、「いつも通りの対応。この程度でいいのなら最初から大騒ぎするんじゃないよ」とうんざり気味だ。(編集/長澤)

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