韓国企業の国際競争力、金融危機発生後に大きく悪化=中国企業は上昇顕著―韓国メディア

Record China    2015年8月28日(金) 11時8分

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26日、韓国企業の国際的な競争力が2009年の金融危機発生後に大きく悪化したという分析が出された。写真は韓国。

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2015年8月26日、韓国・亜洲経済(中国語電子版)は、韓国企業の国際的な競争力が2009年の金融危機発生後に大きく悪化したという分析が出されたと報じた。

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韓国のLG経済研究院は26日、「グローバル企業の経営成果:中国・米国は前進し韓国は後退」と題した報告書を発表し、「韓国企業は、世界上位5000社に含まれる企業数や世界市場での売上、利益において下落傾向がみられる」と指摘した。

売上基準の世界上位5000社に、韓国企業は2004年は196社含まれていたが、09年は190社、14年は182社と、この10年で14社減少した。

韓国企業の売上規模(米ドル基準)が世界上位5000社に占める割合は、04年の3.6%から09年に4.1%に上昇した後、14年には4.0%に下落した。利益比率も04年の3.6%から14年は2.3%と、この10年で1.3ポイント減った。

一方、中国企業(香港含む)は、売上比率が04年の2.6%から14年の11.8%、利益比率が同3.9%から7.1%へと、ともに上昇の勢いが顕著だ。

報告書は、「韓国企業の競争力は2009年の金融危機発生後に下落を開始し、10年からは明らかな足踏み状態がみられるようになった。このことから、韓国企業は相対的に、リスク抵抗力が低く、ダメージからの回復に時間を要することが分かる。現在の国際経済の情勢は楽観できるものではなく、各国市場には不安定要素が多く存在する。韓国企業には、発生する可能性のあるリスクへの備えを事前に行うなどの積極的な対応が求められる」と分析した。(翻訳・編集/柳川)

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