東証株価、一時500円超下げ7カ月ぶり1万7600円台―週明けの上海市場への警戒感が広がる

八牧浩行    2015年9月4日(金) 14時39分

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4日、東京株式市場で日経平均株価が急落、一時下げ幅は前日比500円を超え、1万7608円を付けた。8月26日に付けた取引時間中の直近安値(1万7714円)を下回り、今年2月初め以来7カ月ぶりの低水準。写真は東京証券取引所。

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2014年9月4日、東京株式市場で日経平均株価が急落、一時下げ幅は前日比500円を超え、1万7608円を付けた。8月26日に付けた取引時間中の直近安値(1万7714円)を下回り、今年2月初め以来7カ月ぶりの低水準。模様眺め気分が強く薄商いの中で、短期売買の売りが出回った。4日(日本時間21時30分)に発表される8月の米雇用統計の発表を控え、持ち高を手仕舞う目的の売りが広がった。円相場が1ドル=119円台半ばに上昇したことも輸出株などの重荷となった。

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この日は、上海株式市場は休場だったが、香港市場が軟調だったため、週明けの上海市場が波乱含みとなるとの警戒感が広がった。(八牧)

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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