2015年8月30日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に「抗日戦争勝利記念日の3連休に訪日する中国人観光客の買い物需要を取り込もうと、日本の各商業施設が準備を進めている」との書き込みがあった。

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中国政府は9月3日に抗日戦争勝利70周年を記念した盛大な式典を開催する。投稿主は「自分は今の日本に対して反感など持っていないし、多くの日本人は中国人に対してわりと友好的だ。日本の商品を買うことだって問題にはならない」とつづった上で、「しかし、この抗日戦勝を記念する連休に日本に行って買い物をするのは避けた方が良いと考える」と自分の意見をつぶやいた。

この書き込みに対し、他のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。

「中国人はあの歴史を忘れてしまったのか？」

「せっかく連休になるのに結果がこれ？」

「中国の身分証には日本の技術が使われていると聞いた。自分はこの数日間、身分証を持たないことにする」

「戦勝記念の連休の訪日旅行。戦勝国の国民らしい行動で、よいと思うけど？これが敗戦国だったら問題だけどね」

「日本の商品を買うのと抗日戦争と何の関係があるの？」

「日本に行って買い物をしたって、非愛国主義者とは限らない。問題は、この市場経済の時代に中国のメーカーが国内の消費者に好まれる商品を売っていないということ」

「我々は軍事パレードに招待されていないし、北京で買い物をしようと思っても天安門周辺は厳重な警備が敷かれている」

「中国人はそれほどの意識なんて持っていない。だから日本車が街中をあれだけ行き交うんだ」

「法律だろうが道徳だろうが消費者の“買いたい”という気持ちを止めることはできない。日本の空気は中国よりいいし、食品も安全。品質は中国のものより優れているし、一般市民の民度だって国内より上。サービス業だってすごく発展している」

「友人はもう3日の東京便の航空チケットを予約しているけど…」（翻訳・編集/野谷）