韓国経済は3番底に落ち込むのか?=「中国に近づき過ぎた代償」「東洋最大、世界最大の自業自得」―韓国ネット

Record China    2015年8月31日(月) 21時29分

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30日、韓国では、中国経済の不安が広がり、韓国経済が2008年の米国発金融危機、2012年の欧州財政危機に続く「3番底(3重の景気後退)」に陥るのではないかという懸念の声が出ている。写真はソウルの会社員。

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2015年8月30日、韓国・東亜日報によると、中国経済の不安が広がり、韓国経済が2008年の米国発金融危機、2012年の欧州財政危機に続く「3番底(3重の景気後退)」に陥るのではないかという懸念の声が出ている。

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現代経済研究院が30日に発行した報告書「韓国経済、3番底に落ち込むのか?」によると、韓国経済が米国の金融危機と欧州の財政危機で「2番底」を経験したのに続き、最近の中国発の経済危機でさらに景気が低迷し、「3番底」に落ち込む可能性が増している。

報告書によると、中国の経済危機は外貨流動性の不足による通貨危機ではなく、複数の要因が絡み合った「複合不況」であり、長期的な低迷につながる可能性が高い。政府が景気回復のための資金を投入しても、実体経済回復の勢いを作ることができない「流動性の罠」が続くと報告書は予想している。「流動性の罠」とは、金融緩和により利子率が一定水準以下に低下すると、投資家が現在よりも将来のある時点で、貨幣を債券に交換する方が有利であると判断して、貨幣を保有し債券市場に資金が流入せず、通常の金融政策が効力を失うことをいう。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「中国経済の不調に加えて、アジア通貨危機以降に増えた借金が国、企業、家計の合計で4000兆ウォン(約440兆円)を超えている。借金を増やして景気を回復させるのは幼稚園児でもできる。しかし韓国政府はそれさえもできない」

「もうでたらめで薄っぺらな政策はやめてくれ」

「経済官僚たちよ、何とかできんのか?」

「さらなる景気低迷は財閥中心の輸出政策のせいでもある」

「大企業だけ支援して、国民はどうなろうと無関心な政府のやっていることだからな」

「中国にあまりにも近づいてしまったことへの代償だ」

「東洋最大、世界最大の自業自得」

「韓国政府は中国が永遠に高成長を続けるとでも思ったのか?」

「中国とともに韓国も沈んでいく」

「中国は今までのバブルがはじけてしまった。その証拠として人民元の切り下げまでしている。韓国のさらなる景気低迷は避けられないだろう」(翻訳・編集/三田)

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