丸わかり、ファシズム国家陣営との戦いにおける中国の貢献―中国メディア

Record China    2015年8月31日(月) 16時18分

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31日、中国・光明網は、「図で一目で分かる、世界反ファシズム戦争における中国の貢献」と題した記事を掲載した。写真は上海淞滬抗日戦争記念館。

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2015年8月31日、中国・光明網は、「図で一目で分かる、世界反ファシズム戦争における中国の貢献」と題した記事を掲載した。

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第2次世界大戦におけるファシズム国家陣営との戦いにおいて、欧州の戦場や米英両国の貢献ばかりが強調され、中国の地位や貢献、中国軍民の巨大な犠牲は軽視されてきた。

日本国内では「米ソに敗れたのであり、中国に敗れたのではない」との論調もあるが、こうした見方は正しくない。

中国は、世界反ファシズム戦争における5大国の一つであり、日本の侵略に反対したアジア大陸の主要国でもある。世界反ファシズム戦争において、中国は偉大な責任を果たし、中国人民は重要な歴史的貢献をしたのである。

(1)中国人民が反ファシズム戦線の旗印を最も早く掲げた

日本ファシズムが1931年9月、918事変(満州事変)を発動すると、中国人民は抗戦を始めた。欧州が反ファシズム戦争を開始したのは39年9月であり、中国の局部的な抗戦から8年後、中国全土での抗戦から2年後のことだ。

(2)中国の反ファシズム戦争は継続期間が最も長い

1931年の満州事変から45年9月2日に日本が降伏文書に調印するまで、中国の反ファシズム戦争は14年に及んだ。欧州戦場は39年9月から45年5月のドイツ投降まで6年に満たない。米英両国の対日戦は41年12月8日の太平洋戦争発動から45年9月の日本投降まで3年9カ月でしかない。

(3)中国戦場は、日本ファシズム軍を最も多く足止めし消滅させた

中国全土での抗戦は8年に及び、20余の会戦、200余の重要戦役、大小20万回近い戦闘が行われた。150万余の日本軍をせん滅し、抗日戦争終結時に日本軍128万人の投降を受け入れた。中国軍民がせん滅もしくは投降を受け入れた日本軍は計280万人近くに上る。

(4)東方の反ファシズム戦争における犠牲者は中国が最も多かった

1937年7月に始まった中国全土での抗戦で、中国軍民の犠牲者は2000万人余、負傷者も含めると3500万人以上に達した。直接的な経済損失は1000億ドル、間接的な経済損失は5000億ドルに上った。一方、米軍の対日戦における犠牲者・負傷者は32万人余、ソ連軍は3万2000人余だった。(翻訳・編集/柳川)

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