Record China 2015年9月2日(水) 15時33分
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31日、中国軍はこれまでの20年、驚異的なスピードで兵器開発を行ってきたが、世界最高速の超音速機の開発に着手したとみられている。資料写真。
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2015年8月31日、中国紙・参考消息(電子版)によると、中国軍はこれまでの20年、驚異的なスピードで兵器開発を行ってきたが、米誌ナショナル・インタレストのウェブサイトは29日、「中国が世界最高速の超音速機の開発に着手した」との記事を掲載した。
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複数のメディアが報じたところによると、中国は国産のターボファン・ラムジェットハイブリッドエンジンを開発中で、中国空軍に詳しい消息筋は、新型エンジンの開発は超音速有人機プロジェクトの一部として中国の研究機関が予備的な研究を進めている段階だと明かした。正式な計画としてはまだ開始されていないものの、開発に成功すれば理論的には米国のSR−71「ブラックバード」偵察機を超える速度が出せるという。
より先進的で信頼性も高いエンジンの国内生産につながる研究開発の進展は、戦闘機のエンジンをロシアからの提供に依存せざるを得ない中国にとっては大きな吉報。こうした機体の開発は強国のイメージをもたらすことになる。開発に成功すれば、米国から「世界最速」の称号を奪うことになり、中国は強国としてのシンボルを手に入れることになると伝えられている。(翻訳・編集/岡田)
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