台湾国防部「中国が台湾を攻撃する可能性、排除しない」=中共軍事力報告書で指摘―仏メディア

Record China    2015年9月2日(水) 9時11分

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31日、仏RFI(中国語電子版)は、台湾の軍当局が、中国が台湾本島に対する武力侵攻を放棄していないと認識していると報じた。写真は台湾総統府。

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2015年8月31日、仏RFI(中国語電子版)は、台湾の軍当局が、中国が台湾本島に対する武力侵攻を放棄していないと認識していると報じた。

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台湾国防部がこのほど立法院に送った2015年度版の中共軍事力報告書によると、中国の今年の国防予算は前年比10%増の約9114億元(約17兆2900億円)で、国内総生産(GDP)に占める割合は1.34%となる。総額はアジア最多で、世界でも米国に次いで二番目に多い軍事支出国となる。だが「隠された予算」もあり、実際の金額は発表されているものの2倍から3倍になるとみられる。

報告書によると、中国・北京の「朱日和訓練基地」には、台湾総統府や周辺の「博愛特別区」など、重要な政府機関と軍部、インターチェンジと空港などの交通施設が再現され、実戦シミュレーションも行われており、中国が台湾に対する武力侵攻を放棄していないことを示している。

台湾国防部は、台湾の独立宣言や他国軍の進駐などで情勢が緊迫化した場合、中国が台湾本島を奪取するために直接攻撃を行う可能性もあるとの認識を示している。(翻訳・編集/柳川)

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