2015年9月1日、中国の掲示板サイトに、「中国空母・遼寧号VS日本の準空母、遼寧号は1対4でも圧勝」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、近ごろ進水した新護衛艦「かが」を含め、日本には4隻のヘリコプター搭載護衛艦があることに触れ、「準空母としての実力を有しており、中国を意図したものであることは明白であるため、中国初の空母である遼寧号と比較の対象になりやすい」と指摘。

その上で、「遼寧号は技術が成熟するにつれ、訓練艦としての役割から方向転換し、近い将来にはかなりの実戦能力を備えた空母となる。中国のネット上では遼寧号1隻で日本の準空母4隻に勝利できるという意見もあるが、実際には用途が異なるため実戦でのこのような対決はあり得ない」と主張した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「ほらを吹いていないと生きてはいけないのか」

「これって『素手で日本兵を切り裂く』の別バージョン？」

「中古品がそんなにもすごいなんて、誰が信じるんだ？」

「（日清戦争）当時の北洋艦隊も同じように考えていたんだよなあ」

「遼寧号なら世界中の空母を相手にしても圧勝すると俺は信じている」

「本当に遼寧号がそんなにも質の高い空母なら、中国の街は日本車やドイツ車ではなく中国車だらけになっているはず」

「F―35を手に入れれば、日本の準空母は強大な戦力となる。でも遼寧号はどうだ？金だけかかって戦力にならないどころか、大量の戦力で保護する必要があるから、ただのお荷物だ」（翻訳・編集/山中）