2015年9月2日、韓国・世界日報によると、米国や英国、ロシア、スペインなど、30カ国の2014年度の教科書448点のうち、44．4％（199点）が韓国について間違った内容を掲載していることが分かった。

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韓国学中央研究院が30カ国を対象に2014年度の教科書448点を調査したところ、韓国の位置や国名など単純なものから、韓国の主権やアイデンティティーに関わるものまで、279件の誤りを発見したという。東海が日本海と表記されていたり、日本政府が歴史を歪曲（わいきょく）する目的で主張している任那日本府説（4世紀から6世紀まで大和政権が朝鮮半島の南部地域を支配したとする説）や、韓国の経済成長は日本の援助のおかげだとする説がそのまま掲載されているケースが特に多かったと指摘した。

これについて、韓国野党・新政治民主連合のシム・ジェグォン議員は「歪曲された歴史を外国の学生らが学んだ場合、韓国に対する間違った認識を植え付けてしまう可能性がある」と懸念を示した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「歴史は韓国国民のプライドだ。こういう問題には金を惜しむな」

「韓国の教育から正すべき。親日が政権を握っているせいで、韓国の子供たちも間違った歴史を学んでいる」

「日本のロビー力はすごい。こういう記事を見るたびに日本が嫌いになる」

「安倍首相さえいなければ、日本と韓国に平和が訪れるのに…」

「韓国政府は楽観的過ぎる！こんな時でも『我々が正しい歴史を知っているから大丈夫』と考えている」

「日本が歴史を歪曲するために世界を飛び回っている間、韓国政府は何をしていたのだろう？それが一番気になる」

「日本の援助のおかげで経済発展を遂げたのは事実…。それは認めないと！」

「日本海と呼ぶことが歪曲なのか？世界の90％以上が日本海と呼んでいるのに…」

「その時代に生きていなかったから、どちらの主張が正しいかは分からない。もしかして、歴史を歪曲しているのは韓国の方かも」（翻訳・編集/堂本）