Record China 2015年9月4日(金) 7時40分
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2日、捜狐体育は「東京五輪の公式エンブレム白紙撤回で数億円の経済損失、韓国ネットユーザーは一斉攻撃」と題する記事を掲載した。写真は佐野氏が発表した五輪エンブレム。
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2015年9月2日、捜狐体育は「東京五輪の公式エンブレム白紙撤回で数億円の経済損失、韓国ネットユーザーは一斉攻撃」と題する記事を掲載した。
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東京五輪公式エンブレムとしてデザイナーの佐野研二郎氏の作品が選ばれたが、発表直後にベルギーの劇場ロゴの盗用疑惑が持ち上がった。ロゴを制作したオリビエ・ドビ氏は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、エンブレムの使用差し止めを要求。大会組織委員会は佐野氏の応募当初の原案を公開して疑惑の払しょくを試みたが、これが2年前に東京で開催された「ヤン・チヒョルト展」のポスターにそっくりだということが明らかになった。さらに、佐野氏が提出したエンブレムの展開例に、個人のサイトに掲載されている写真の無断転用があったことが発覚し、組織委は1日になって佐野氏の作品の使用中止を決めた。佐野氏は自身の事務所のホームページで盗作疑惑を改めて否定すると同時に、誹謗中傷のメールが送られてきたり家族のプライバシーが侵害されたことなどを明かしている。
韓国メディアもこれを「極めてまれなケース」と即座に報道。韓国のネットユーザーからは「日本はパクリ大国だということがこれで証明された」「他人の作品をパクっておきながら被害者としての声明を出すなんて、典型的な日本人だ」などのコメントが寄せられた。
エンブレムの白紙撤回をめぐっては巨額の経済損失も指摘され、東京都が発注した関連商品の契約金額だけで4652万円に上る。エンブレムの選考にも巨額の費用がかけられており、ある経済評論家は「損失はすでに数億円に上る」との見方を示している。(翻訳・編集/野谷)
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