2015年9月3日、中国北京で抗日戦争勝利70周年を記念する盛大な軍事パレードが開催された。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領らが出席する一方、西側首脳の顔ぶれは揃わず、中国メディア・新浪は「パレードに出席しなかった諸外国の首脳はこの日何をしていたのだろう。どんな形でパレードを目にしたのだろうか」と題する記事を掲載した。

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記事は安倍晋三首相のほか、オバマ米大統領、メルケル独首相、キャメロン英首相、オランド仏大統領について紹介し、うち安倍首相については「中国は早くに出席を呼びかけたのに、安倍首相は国会を理由に出席を見送った。日本大使館の関係者すら来なかった」「今国会最大の焦点となっている安全保障関連法案だが、8月30日には市民らが大規模な抗議活動を行った」と説明。さらに、「日本側はパレードに出席しないだけでなく、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長の出席阻止まで試みた」と指摘した上で、「パレードに出席はしないが、いつも中国に目を光らせている安倍首相のことだから、閣僚と一緒にテレビにくぎ付けになったはず」と締めくくった。

これに対し、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「安倍首相は強大な中国の軍事パレードをこっそり見ていたというわけだね」

「きっと衛星を使って24時間体制で天安門広場を見張っているよ」

「日本の指導者は絶対に来ないと思ってた」

「ちっぽけな日本」

「どんな表情でパレードを見てたのかな」

「それほど暇じゃないだろ」

「安倍首相は家庭内トラブルで大変だし」

「どうして米国や英国は日本の降伏を祝う記念行事を開催しないの？」

「パレードに出席してくれた国。ロシア以外はみんな小国だったね…」（翻訳・編集/野谷）