2015年9月5日、今月3日の軍事パレードを話題にしなかったことで中国のネットユーザーに批判され謝罪した台湾の女性タレントのファン・ウェイチー（范[王韋][王其]）だが、所属事務所が「謝罪はネットユーザーをなだめるため」とコメントした。網易が伝えた。

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北京市で今月3日、抗日戦争勝利70周年を記念する軍事パレードが行われた。同時刻にファン・ウェイチーは、双子の息子の最新ショットを中国版ツイッターで公開。これが中国のネットユーザーの怒りに火を点け、「パレードは完全スルーか？」「無関心だなんて頭がおかしい」などといった批判が巻き起こった。

翌日には、「息子の写真を公開したことでみんなに不快な思いをさせた」と謝罪したが、「何が過ちか分かっていない」と再び攻撃にさらされることに。5日、所属事務所の福茂唱片公司では「ネットユーザーに不快な思いをさせたことについて謝罪したもの」と説明。さらに、「『ごめんなさい』の一言でみなさんの気が済むなら、謝まっても差し支えない」と今回の判断についてコメントした。

今回の一件については、ファン・ウェイチーを攻撃したネットユーザーを除き、多くの人が「何が過ちか分からない」との意見を示している。そういった人々の書き込みは以下の通り。「頭のおかしい愛国者に謝る必要なし」「子供の写真を見せて何が悪い？嫌なら見なきゃいい」「『憤青（民族主義や反日傾向の強い若者）』の末期症状だな…」「じゃあお前ら、軍事パレードの日はトイレにも行かず、屁もしなかったのか？」「俺の友達は日本へ遊びに行ったよ。ファン・ウェイチーよりずっとタチが悪いよね（笑）」（翻訳・編集/Mathilda）