Record China 2015年9月7日(月) 0時7分
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4日、タイ・バンコクのドンムアン空港で、出発便の遅延に怒った多くの中国人ツアー客が航空会社に無理難題を突きつけたあげく、中国国歌を大合唱する騒ぎとなった。写真は中国・昆明の空港で遅延に抗議する乗客(資料写真)。
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2015年9月4日、タイ・バンコクのドンムアン空港で、出発便の遅延に怒った多くの中国人ツアー客が、利用航空会社に無理難題を突きつけたあげく、ロビーで中国国歌を大合唱する騒ぎとなった。6日付で民航資源網が伝えた。
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中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に寄せられた書き込みや動画によると、4日午後5時50分(北京時間)、バンコク発中国・重慶行きの航空機が、豪雨の影響で3時間の遅延となった。
その後、航空会社は機材の点検補修を理由に「翌日の午前3時に搭乗予定」と発表した。
ドンムアン空港にいた中国人ツアー客260人のうち、一部は用意されたホテルで休みながら搭乗開始を待つことに同意したが、残りの乗客は空港職員を取り囲み、自分たちの要求が認められなければホテルに行かず搭乗もしないと訴えた。乗客らは「空港側による正式な謝罪」「ボーイング747の手配」「1人につき1000元(約2万円)の慰謝料」の3条件を航空会社に提示。さらに「われわれは金に不自由していない」「中国人を尊重しろ」などと口々に叫び、ロビーで中国国歌を合唱したという。
結局最後まで空港ロビーに残っていた中国人ツアー客は30人ほど。そのうちの何人かは搭乗に合意したがすでに遅く、同機の機長から搭乗を拒否されたという。ツアーの添乗員は「搭乗しなかった客は国家旅游局のブラックリストに載せられる」と話している。
この書き込みに対し、中国のネットユーザーは「中国の国内線の遅延に比べたらどうってことないのになぜ騒ぐんだ」「国歌を合唱?どこまで恥をさらす気か」「頼むから国内にいてくれ」とツアー客を非難するコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/本郷)
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