インドネシア鉄道建設受注をめぐり争う日中、中速鉄道ならば中国が有利に―香港メディア

Record China    2015年9月7日(月) 22時10分

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5日、フェニックステレビの番組「新聞今日談」はインドネシアの高速鉄道計画変更を取り上げた。中速鉄道建設へとプランは変更されたが、この場合中国の受注が有力だという。写真はジャカルタのコタ駅。

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2015年9月5日、フェニックステレビの番組「新聞今日談」はインドネシアの高速鉄道計画変更を取り上げた。

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日中が争っていたインドネシア高速鉄道プロジェクトの受注だが、インドネシアは高速鉄道の建設そのものを放棄し、中速鉄道路線に切り替えるとの決断を下した。日中の競争は振り出しに戻る予想外の結果となった。

フェニックステレビのコメンテーター、杜平氏は高速鉄道建設では日本と中国の提案は同水準で、日本と中国、どちらの関係も損ねたくないインドネシアは選択できなかったと分析している。

だが中速鉄道では中国が有利だというのが杜平氏の指摘だ。中国には時速200キロ前後で運用されている「動車組」という車両があり、インドネシアにとっては優れた選択肢だという。また、建設にあたっての融資で、中国側は担保を求めない方針を示しており、この点でも日本を上回っている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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