2015年9月6日、映画「老炮兒」の記者発表会が北京で行われ、韓流グループEXO出身のクリス（呉亦凡/ウー・イーファン）がスキンヘッド姿で登場した。中国新聞社が伝えた。

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中国映画のヒットメーカー、フォン・シャオガン（馮小剛）監督が俳優として主演するコメディー作品。中国で12月24日に公開されるが、これに先立ち開催中の第72回ベネチア国際映画祭では、クロージングフィルムとして上映される。

北京の元チンピラ「老炮兒」をフォン監督が演じ、EXOの華人メンバーだったクリスが演じる現在のチンピラ「小炮兒」との対立を軸にコミカルに描く。この日の発表会でクリスは、スキンヘッドに全身黒のスーツ、サングラス姿で登場。華やかなアイドルから一変し、こわもての雰囲気を漂わせていた。

EXOからの脱退を発表後、俳優として積極的に活動しているクリスだが、フォン監督はその姿勢を絶賛。「役者の仕事をとても尊重し、ギャラのためにやっているのではないというのがよく分かる」と語っている。また、撮影現場では目上の人が出入りする時は必ず立ち上がる姿も、「今の若者には珍しいほど礼儀正しい」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）